ヤフーショッピングの配送方法は?Amazonマルチチャネルは最悪です
ヤフーショッピング専門家のナオです。(@nao_refreith)
先日こんなツイートをしました。
ヤフショの配送方法は
自社出荷
Amazonマルチチャネル
外部倉庫委託色々と試したけど、一番最悪はやっぱりマルチチャネルかな
FBA預ければ楽って声もあるけど、商材ごとに送料最適化してる出店者には絶対太刀打ちできない
何より注文個数分送料とられるのは、大量注文入ってもため息が出る🤣
— ヤフショ出店のプロ”ナオ”@ヤフショ出店応援団長 (@nao_refreith) June 29, 2020
ヤフショの配送方法は、自社出荷、 Amazonマルチチャネル、 外部倉庫委託色々と試したけど、一番最悪はやっぱりマルチチャネルかな。
FBA預ければ楽って声もあるけど、商材ごとに送料最適化してる出店者には絶対太刀打ちできない。何より注文個数分送料とられるのは、大量注文入ってもため息が出る
これについて解説していきます。
ヤフーショッピングの配送方法で悩んでいる方や今現在Amazonマルチチャネルを利用している方は参考にしてください。
目次
ヤフーショッピングの配送方法はどうすればいい?
ヤフーショッピングの配送方法は商材ごとに最適化することが大切です。
なぜなら最適化することによって他者と差別化することができるからです。
最適化って何?
最適化とはどういうことかというと、その商材に対してできるだけコストを抑え、より高い配送品質を選択することを指します。
例えば私がヤフーショッピングに出店した当初はヤフーショッピングで販売する商品全てAmazonマルチチャネルを利用していました。
そうするとどうなるかというと、厚み3cm以内の商品だったとしても、配送料で700円前後の配送料が必要になるということです。
もしこの商品を最適化するとすれば、コスト面で言えば日本郵便のゆうメールやクリックポスト、クロネコヤマトのネコポスあたりが安いです。
配送品質という部分で考えればネコポスは翌日配達に加えて追跡番号、さらには補償がついてきますので、より充実した配送品質と言えるでしょう。
このように商品ごとに最適化することによって、コストを抑えれば販売価格を下げることも可能ですし、配送品質が高ければ顧客は安心感を得ることができます。
その結果競合に対して差別化することができます。
ヤフーショッピングの配送方法にAmazonマルチチャネルが最悪な理由について
先ほど商品ごとに配送方法を最適化すれば、コスト削減と配送品質を高めることができ、競合に対して差別化できるとお話しました。
その点においてAmazonマルチチャネルは最悪です。
なぜならすべてにおいて中途半端だからです。
その中途半端振りをコスト面と配送品質面、さらには融通の利きやすさの3つの側面から見てみましょう。
コスト面について
Amazonマルチチャネルは総じてコストが高いです。
特に小さい商材ほど、不利になりやすいです。
詳しくはこちらから確認してほしいのですが、お急ぎ便の場合厚み2.8cm以内の商品で625円~650円必要です。ちょうど3cmくらいの商品になれば725円となります。
例えばコスト面だけで言えば日本郵便のクリックポストは3cm以内で198円で発送が可能です。725円と比較すれば約500円の差ですよね。
さらにAmazonマルチチャネルの場合、複数注文の場合でも注文個数分の送料が請求されます。
例えば3個注文が入った商品をAmazonマルチチャネルで発送すれば送料×3が請求されます。もし配送料が725円だった場合725円×3=2175円も請求されます。
商品によっては同梱で発送すれば1個口で配送料を抑えられた商材であったとしてもかなり割高なコストになりやすいです。
配送品質について
Amazonマルチチャネルの配送品質は比較的高いです。
依頼をしてからおよそ翌日には発送され、お急ぎ便であれば翌々日には配達されます。
追跡番号もついているので一見良さそうですよね・・・。
ただ自分が契約している物流倉庫の場合14時までの注文であれば当日発送してくれます。
これはあすつく対応ができるという意味で、大きく差別化することができます。
もちろん配送方法はネコポスや宅急便なので、翌日配達が可能ですし、追跡番号や補償もついています。
その点Amazonマルチチャネルはあすつく対応は原則不可能です。
つまり配送品質という観点で言えば外部にはより充実した配送対応ができる方法があるということです。
他にもAmazonマルチチャネルの配送については、補償や梱包の面での不安もあります。
補償が発生した時の手間が面倒
配送中に事故があった時に補償をするためには、お客さんが元払いで返送をする必要性があります。
応じない場合補填対象外になります。つまりはAmazonのルールに従う必要性があってそれが面倒です。
過剰梱包でクレーム
商品によっては過剰梱包によるクレームがあります。
Amazon特有の文化ですので、Amazonで購入した利用者は比較的理解されていますが、それがヤフーショッピングの場合浸透しておらず低評価を招く可能性もあります。
少し配送品質とは違った視点でしたが、多少のリスクを伴います。
融通の利きやすさ
AmazonマルチチャネルはFBA納品した商品をそのままAmazonマルチチャネル依頼できることから、Amazon販売している方の多くが利用しています。
一見融通が利きやすいと思われがちですが、落とし穴があります。
それはAmazonのルールに従うことが大前提ということです。
僕はAmazonが嫌いなのでこのルールに従うことに嫌気がさしています。
例えばこんなルールがありますよね。
Amazonに商品ページがあるのが大前提
出品不可=利用できない
FBA納品ルールに従う
Amazonに商品ページがあるのが大前提
FBAに納品するということはAmazonに商品ページがあることが大前提です。
つまりAmazonに商品ページがない商品は利用できないということです。
実はそういった商品ほど他販路ではねらい目だったりするのでもったいないですよね
出品不可=利用できない
真贋調査、商標侵害、商品ページ削除など何らかの理由で出品そのものができないこともありますよね。
その場合も当然FBA納品できないのでマルチチャネルの利用ができなくなります。
FBA納品ルールに従う
FBAに納品する際には納品プランの作成→ラベルシール添付、さらには重量規制などあります。
要期限管理商品や危険物の場合事前申請や消費期限ラベルの添付が必要な場合もあります。
このルールって当たり前のようで意外とめんどくさいですよね。
自分が契約している物流倉庫はそのような細かなルールはなくて、シール貼りもなければ、事前申請もないです。
個人的な意見を言ってしまうと
個人的な意見を言ってしまうと、Amazonマルチチャネルを利用するのはもったいないです。
なぜならAmazonマルチチャネルを利用することはヤフーショッピングで商品を販売する上で最善の配送方法とはなり得ないからです。
それは上記でお伝えした、コスト面や配送品質、無駄なルールに従うという観点から説明しました。
常にコスト削減やより顧客にとって充実した配送品質で商品を提供したいと考えている出店者は配送方法を最適化することに注力しています。
ヤフーショッピング出店において最も最適化された配送方法は?
最も最適化された方法が何なのか?というと僕なりの答えは自社出荷+組織化+商材に応じた配送方法の特約契約です。
自社出荷+組織化はコスト削減や無駄なルールに従う必要がないです。
また商材に応じた配送方法の特約契約はコスト削減と配送品質向上につながります。
出店者によって多少考え方は異なるが・・
商材に応じた・・というのは出店者によって色々な考え方があります。
例えば低単価の商品であればわざわざ追跡番号や補償をつける必要がないということで、定形外とかゆうメールで発送することもあるでしょう。
精密機器や単価が高い商品であれば破損や紛失の懸念から追跡番号や補償がある配送方法で特約を結ぶこともあると思います。
そうした商材ごとに応じた必要な保険というのは出店者によって違うと思いますが、いずれにせよ必要だと考える保険をかけているわけです。
そして充実した保険をかけるとしてもコストを下げるために配送実績を積み上げて再交渉をするなど、まさに無双状態へもっていく努力もしています。
そんな出店者がいる状況を考えた時に、今の自分は配送方法を最適化できているのか?はしっかりと考えるべきでしょう。
組織化できない場合は物流倉庫契約もおすすめ
僕自身ももちろん扱う商材によって特約を結んだり、配送方法を最適化する工夫をしています。
ただ僕の場合は組織化をしていないので、自社で対応できない部分もコストが割高になっても一部物流倉庫に委託している形になります。
つまり組織化による雇用という人件費を外注費に充てている感じですね。
なので僕の場合は自社出荷+物流委託(自動化)+配送方法に応じた特約契約になります。
ここにはいずれも中途半端なAmazonマルチチャネルは一切含まれていません。
もしあなたが今後ヤフーショッピングで配送方法を考えていくのであれば最適化していくことをおススメします。
決して管理が楽だとか、手間が少ないなど考えていると、最適化した出店者に対しては絶対に太刀打ちできませんよ。
まとめ
今回ヤフーショッピングの配送方法について解説しました。
もしAmazonマルチチャネルを利用しているのであれば、しっかりとした理由がないのであればもったいないですよ。
中には最適化したことで管理ができない・・なんて声も聞かれますが、管理できる努力をすればいいだけです。
配送方法一つとってもかなり考える必要性がありますので、この機会にぜひ検討してみてください。
もし配送方法に悩んでいる、相談したいということであればこちらからご相談ください。
僕が利用している物流倉庫の紹介とか自動化できる方法なども相談にのれます。
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